窓の外

古賀凜太郎 忘れないように

午前三時有明の月

暑い暑いなんてグダグダしてたら
いつの間にか涼しくなって
真夜中に雲間から覗いた、
痩せ細った有明の月が夏の終わりを知らせてた。
暁月のほうが正解かも、?

なんの生産性もなく日々を浪費した夏
バンド活動ができなくて悶々と過ごす夏
頭に入らない受験勉強を重ねた夏

今年の夏はどしゃ降りの雨が締めくくった。
じめじめと気持ち悪い湿気
じめじめとひっつく自責
今年の後悔全部、洗い流して欲しかった